こんにちは。笑顔のリフォームプランナー、京都市右京区の井尻工務店です!
今日は、右京区でスレート屋根の雨漏り修繕の依頼をいただきました!朝10時頃にお電話いただいて、12時頃に完了!のスピード施工(?)でした!
2㎜くらいの割れですね。スレート屋根は年月と共に細かいヒビがたくさん入ります。今回は流れに沿って割れているのでマシですが、横割れするとたくさん漏れます。点検に上がる時も、割れないように 慎重に歩かなくてはいけません。これくらいのヒビですとまだ コーキングで処理できますね。
あぁ、コーキング後の写真、撮り忘れてる!...せっかくオーナー様が、記事に載せる事を承諾して下さったのに、大変申し訳ありません!
。・゜・(ノД`)・゜・。
屋根に上がったら、他にも何ヶ所かヒビが入っていたので、コーキングしておいたのですが...
古いスレート屋根はアスベストを含有しているので、葺き替えようとすると 専門業者さんに解体を頼んだりしなくてはならず、処分費用とかがすごいんですよね...ですので、私は可能な限り 上から補修を重ねるようにしています(すいません、業者さん)。
ここでちょっと豆知識(簡易版)ですが...
スレートには かつて、アスベストが含まれていました。中皮腫などを引き起こす有害物質で、過去の建材などに多く含まれていたのは、ご存知の方も多いと思います。
ですが、アスベストの繊維質がスレートなどを割れにくくしていたので、昔のスレート系の建材は けっこう割れにくく長持ちしていますね。写真のスレートも40年くらいですか。
アスベストが使用禁止された頃に販売された屋根材(特にカラーベストと呼ばれる物)は、アスベストの代替品がまだ確立されておらず、非常に割れやすくなっています。10年足らずで割れる物も少なくないですね。まあ、私の知る範囲の情報ですので広くはないですが、修繕に伺って まだ新しいのに割れてる、ひどく反ってるなどの屋根材は ほとんどその時期の物でした。
井尻工務店では、屋根の点検なども行っております。もちろん、状態に応じた修繕方法も提案させていただきます!ご心配のお客様は ぜひお声掛け下さいませ!
本日は場所も近く、時間が上手く空いてましたので、ご依頼➡︎施工が2時間程度のスピード施工になりました!
そしてそして、ホームページを見つけていただきましたオーナー様、同じ中学校の大先輩でした!ありがとうございます!『近所』という『縁』を頼っていただけた事、とても嬉しかったです!
今日は私もたくさん、笑顔をいただきました!
では、また!
スレート屋根の修繕
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