こんにちは。笑顔のリフォームプランナー、京都市右京区の井尻工務店です!
今夜はデスクワークで残業です。いつの間にか外は雪、やけに冷えると思いました。事務所前の景色を撮ってみたら、モノトーンのお洒落な(ですかね?)写真になりました。
事務所はその昔、我が家だったのですが、40余年前に近くに引っ越した後 加工場&倉庫として使ってまして、私の代になってから 事務所+ガレージスペースを設けて、デスクワークから木材加工、ついでに趣味の諸々まで この場所で過ごせるようになってます。
しかし、コンクリート土間で20帖ほどの仕切りのない空間、断熱材の入ってない外壁面、アルミサッシのガラスは単板と、寒いことこの上なし!
デスクワーク中は せめて足もとを温める為、ガスファンヒーターを置くのですが、却って周囲の空気の冷たさや隙間風の息吹きが強調されて、あまり暖まった気がしません...
小振りの石油ストーブも使っていますが、やはり能力が足りず ほんのーり暖かい空気が漂う程度ですね。
こんな風に 大面積を暖める為には、床暖房のようなふく射暖房や 薪ストーブ・ペレットストーブなどの 比較的大きな熱源の暖房器具が強いです。
床暖房は、温水の通るパネルや電熱のシート、パネルを床に敷きつめますので、パネルの厚み分の床高さ調整が必要となります。近頃は 新築時や 床面も対象の比較的大きな改装の時などに、検討される方も ずいぶんと増えました。
今お住まいのお宅に床暖房だけ足すことをご希望の方には、既存の床の上に合計15㎜前後のパネル+仕上げ材を乗せる工法がオススメですね。荷物の移動や床の部分切り取りなど、細かい施工の準備は必要ですが、施工時間の短さ(1〜2日が多い)は大きなメリットだと思います。
あ、温水床暖房なら どんな場合も 床暖房対応の給湯器は必要になります!これがけっこうなお値段になってしまうのですが...
部屋の床面積の6割以上を暖房面とする 大面積ふく射暖房、というのが 床暖房の本来なんですが、人間 足の裏が暖かいと 体もとても暖まるように思います。すごく気持ちいい 暖まり方ですよ!
温水パネルの密閉回路内をお湯が循環するシステムで、一定までお湯の温度が下がると、ごく短時間 ガスで暖め循環、という形なので 意外にガス代もかかりません。ガスファンヒーターよりも ずいぶん少ないと思います。
ちなみに 私の自宅は 温水床暖房+浴室暖房乾燥機+給湯暖房器 全てガス。17.5帖のLDKの7割ほどの面積に暖房パネル、リビング側の半分のみの使用(夕方以降はほぼ毎日運転)で、ガス代は¥12,000〜16,000くらいです。あ、コンロもガスでガスファンヒーター(朝一だけ)も少し使います。けっこう安く収まってると思っているのですが、いかがでしょうか。
床暖房 いいな、でも 床全面の工事って大変そう...と 感じてらっしゃる皆様、素敵な住まいづくりのお手伝い、私がさせていただきます!
雪ですね。足もとが冷えます。
« 私、こんな大工です。 | 波板の貼り替えです » |